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2007-10

大魔王を食べてみた

これのこと。

食後、舌がしばらく痛いが、辛さそのものは大したことはない。
次は超暴君ハバネロを食べてジョロキアと比べてみたい。

暴君ハバネロは来月で発売4周年だそうだ。一時期毎日のように食べていた私としては感慨深い、というか時の経過の早さにめまいがする。それにしても、ブームが去ったからか、暴君ハバネロを置いているコンビニを見かけなくなった。

そうそう、こういう辛い物は同時に複数のものを食べ比べることはできないんだよね。味覚ではなく痛覚が刺激されて舌が麻痺するので、最初に口に入れたもの以外は、味を正常に判定することができなくなる。英語で辛いと熱いの意味を区別しないのもむべなるかな。

人命は地球より重いか

たとえばテロやら自然災害やらで、大勢の人の命が危険にさらされると同時に、歴史的・文化的遺産の破壊も危惧されるような状況のとき。私は、数百数千の人の命よりも、貴重な遺産の方を心配してしまう。

「人命は地球より重い」という言説に、私は素直に肯んじることができない。
そんなことは建前であって、皆さんだって遺産が失われることの方が惜しいと思ってしまうでしょ?人は死んでもまた再生産できるけど、その神殿は、その仏像は、一度破壊されたらもう二度と元には戻らないんだよ。
もちろん人だって、同じ人なんて二人とはいないわけで、失われる二つとないその命は二度とは戻らないことだって判っている。だけど、その個々人の違いは最重要視するほど価値のある違いだろうか。大衆の価値は数であると考えれば、人命は再生産可能と言える。
この社会ではとんでもない暴論だとも受け取られかねないが、感覚的に私と同じように感じる人は決して少なくないと思っている。

じゃあ私や、私と同じように考える人が冷血な人間かというと、そういうわけでは決してない。
先に例として挙げた事件に、私の直接の縁者が関わってくると話はがらりと変わる。彼もしくは彼女の命を最優先に考えるだろう。
手前勝手だと非難されるかもしれない。いかにも、その通り。人は実にエゴイスティックなものだ。その自分のエゴに気づかないで、人道性を自認しているほうがよほど危険だ。

自分のそのエゴを認識した上で、私はその感情を押し広げて他人の想いを慮ることもできる。先の例では、自分自身あるいは自分の近親者が危機に陥っている人の心痛を察することもする。だから彼らが人命最優先を叫ぶ気持もわかるし、それを汲み取ってやるべきだとも心底感じる。
それでも人命を何にもまして守るべきものだ、と言い切れない感覚を抱くことは否定できない。感じてしまうものは仕方ないので、それは間違っていると矯正するのではなく、他人事を他人事と感じてしまう人の性を認めたうえで議論したい。
とりあえずお互いに偽装された安心感を得られるがために、「人命は地球より重い」とかいう建前で話し続けるより、もうちょっと本音でしゃべった方が建設的じゃないかという話だ。

とは言ったものの、大衆は建前がないと生きていけないほど不安定なのも分かっちゃいるんだけどね。

薄命は佳人をより美しくする

佳人薄命と言われる。
西施、王昭君、貂蝉、楊貴妃しかり。

美女は往々にして悲運なものであると言われるのだが、本当は逆であって、数奇な運命が美人の魅力をより鮮烈なものにしているのである。背景が暗いほうが白色はそのコントラストでもって、いっそう眩く見えるというわけだ。

暗闇の中で揺らめくろうそくの灯が美しいのは、その光が周囲の暗闇を消さないからである。明るさを求める我々の眼は、必然にその一点に集中される。微風にも弱々しく揺れ動き、今にも消えなんとするその輝きに、我々は両手を差し伸べる。部屋を遍く煌々と照らしてしまう蛍光灯に、心を捕らえるその美しさはない。
ゆえに、病んだ女性は魅惑的なのである。

ケムリ族

ヘビースモーカーからもらったものは、書類までタバコくさいのね。

携帯電話の機種変

をしようかと思いたち、携帯ショップに立ち寄ってみた。
最新モデルのディスプレイを弄りながらどれにするか決めかねているうちに、別に今の機種に不満があるわけではないことに気が付いた。

バッテリーの持続時間が若干落ちてきたことが気になるくらいで、これといって特に問題はない。ウェブ閲覧には滅法弱いが、それでも今まで問題なくやってこれたのである。電車の乗換を検索できればそれで用は足りる。
しかし、何でまた機種変を思い立ったのだろうか。

そうそう、新機種が登場したとかいうニュースを聞いて、こいつも2年になるからそろそろ変更するかな、と思ってしまったのである。
いかん、いかん。あやうく正義の罠にはまるところだった。

とは言え、シャア専用が気にならないわけではない。
分かってるさ、あんなの飾りだなんて。携帯の性能の違いが(ry

わが闘争

何を思ったか、ヒトラーが読みたくなった。
冗長なため正直読んでいて疲れる。

ヒトラーは頭がおかしかったのではなく、彼の中では一貫した理屈があったことは十分に窺える。ナチス独裁も、「腐った祖国をなんとかしたい」という強い情熱に駆られた結果である。
だが、全ての元凶をユダヤ人に帰する、という思考の単純化を図ってしまったのが間違いであっただけだ。この思考の単純化があまりにヒステリックなので、読んでいて疲れる。

この書には事実とは異なり、ヒトラー自身が美化している箇所があり、それを訳注で指摘されている。鼻息が荒い本文と対照的で、なんだかおかしい。

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