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2008-02
ピストル
- 2008-02-28 (木)
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ネットで拳銃を購入して、警察に逮捕される夢を見た。
その警官はなぜか外国人だった。そして、押収した拳銃で試し撃ちして遊んでた・・・
拳銃を隠し持っている間、暴発しやしないかとビクビクし通しだった。やっぱり武器なんて携帯したくないね。名も知らぬ戦士を撃ち、生き延びて血反吐を吐くより、一発で即死にしてもらったほうがマシだね。
とにかく嫌な夢だった。
夢がいつもこんな調子だから、現実では恐懼するほどの酷いことはそうそう起きないのがありがたい。そういえば子供の頃は、杞憂を繰り返していた気がする。それこそ「空が落ちてくるんじゃないか」というレベルのとびっきりの杞憂を。
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ナ・バ・テア
- 2008-02-28 (木)
- レビュー
None But Air
やられた。一人称が「僕」だったから、「スカイ・クロラ」と同じく主人公はてっきりカンナミだと思い込んでしまった。
「スカイ・クロラ」シリーズの一冊。物語中の時系列では最初らしい。そういう情報をあえて知らないで読み始めたからなのだが、その方が楽しいよね、小説なんだから。
相変わらずドライな文章が、というよりドライな感性がとても気分がいい。私も普段からウェットなよそ行きの顔を作らずに、こんなドライなままで人と喋れたら気分がいいだろうにな、などと思う。
空中戦では音楽が聴こえてくる。
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ポスト・モダンの条件
- 2008-02-28 (木)
- レビュー
20世紀後半から盛んに議論が展開された「ポスト・モダン」という単語を定義した最初の書。大学協議会へ提出したものであり、教育機関へ向けたレポートの形式を取っている。
近代に入り、理性を特権化することによって大きな発展を遂げた科学であるが、その科学はそれ自体では正当性を持ちえないために、物語を必要とする。だが科学はその性質ゆえに、科学を裏付けていた物語を非科学的なものとして排除せざるを得ない。かくして、近代がそもそも内在していた欠陥が表面化して、大きな物語は崩壊した。
大きな物語が機能しなくなった、すなわち社会の構成員全体が共有する価値体系が存在しない状態がポスト・モダンと呼ばれる。
この事態に至って、知の正当化は遂行性とコンセンサスによってなされてしまう、とリオタールは述べる。限りなく砕いて言えば、「儲かるのかどうか」と「みんなの合意が取れるかどうか」という二つの価値基準に集約されてしまうということだ。
それでは多様な可能性が暴力的に抹殺されてしまうと批判する彼は、そうではない別の正当化の方法の提示を試みる。それが、パラロジーとして提唱されている。
大きな物語が崩壊し、テロル的な正当化がなされるまでの描写はいい。すなわち、ポスト・モダンの全体像を把握するには良い書だと思う。ただ、もっと分かり易い表現ができるような気はする。というのも、それほど難解なことを言ってはいないのに理解するための咀嚼がかなり必要に感じたため。
若干の違和感が残るのは、最終的な結論である。差異を受容することにより、新しいアイデアが発生する、そのこと自体をよしとする正当化の方法を彼は述べる。言いたいことはわかる、彼の感性もたぶん理解できる。
だが、それはやはり自己正当化の物語に他ならないのではないだろうか。脱正当化し続けることこそ、正当化を保留し続けることこそ、われわれが取るべき道ではないのだろうか。
もっとも、確定的な結論を提出することを回避することがポスト・モダン的だったりはする。もどかしい。
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そして誰もいなくなった
- 2008-02-27 (水)
- レビュー
ミステリーの名作中の名作
という称号に違わず、一気に惹き込まれてしまう魅力的な作品だと思う。
小学生の頃に、コナン・ドイルと江戸川乱歩は読破するミステリー好き少年だったのだが、ついぞアガサ・クリスティーには手を出していなかった。読んでみて、これが様々な作品にオマージュされたり、パロディーにされたりしているのがよく分かった。
この作品は、探偵なり刑事なりが解決に導くというミステリーの王道たるスタイルでないのが気分が良いと思った。(尤もそれは単に私が、そういった予定調和的な展開の作品に辟易しているだけだと思うけど)
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みち
- 2008-02-23 (土)
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以前書いたことがあるかどうか覚えていないが、私の祖母は化石的な言葉遣いをする。具体的にいえば、現代日本語ではもう使われていないはずの動詞の二段活用をやってのけるのだ。
あくる(開ける) カ行下二段活用
あけ(ず) あけ(て) あくる あくる(とき) あくれ(ば)
たぶる(食べる) バ行下二段活用
たべ(ず) たべ(て) たぶる たぶる(とき) たぶれ(ば)
古語文法を勉強していた高校生の頃、祖母の変わった言葉遣いが単なる方言ではなく、古語的であるのに気づき、いたく感動した。
この感動を伝えようと、祖母にその言葉遣いの文法的解説をしたのだが、全く理解してもらえなかった。「ふーん、そうね」と言う顔にはクエスチョンマークがありありと浮かんでいたのを思い出す。
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