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2011-05
世の中に溢れている問題の原因はだいたい自尊心である
- 2011-05-17 (火)
- ブログ
私たちは日々様々な問題に晒されているように思うけれども、結局のところそれらはほとんど全て自尊心の問題だと言ってしまって構わない。このごろ、つとにそう思うのである。
生きるか死ぬかの生存がほぼ担保されている日本において、あとは「自分は価値があるのか」という命題が最大の関心事である。というか、皆さん日々そればかり考えている、ように私には思える。
仕事の悩みも、人間関係の悩みも、経済的な悩みも、恋愛の悩みも須らく自尊心の問題である。
「自分は価値ある仕事をこなしている価値ある人間か」
「自分は理解・承認・尊敬を受ける価値ある人間か」
「自分は『価値』を保有している価値ある人間か」
「自分は愛され求められる価値ある人間か」
要するにこういうことだ。
自尊心が保てないというのはこの上なく不幸な状態だが、これに足を取られるのは実にくだらないと思う。
だいたい価値なんかありはしないのである。端から無いものを血眼になって探していることほど馬鹿げていることはない。
全てどうでもよいことなのであるから、心の欲するところに従えばよい。それは戯れである。
とはいえ、自尊心が悲痛の叫び声を上げる苦しさは、とてもとてもとてもよく分かる。つもりである。
でも、その怖れが虚妄であることを理解して、共に戯れましょう。
そして、その怖れが虚妄であることすら分からず喚いている人とは距離を置きたいと思う。
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