玄鳳のハネ思索書評造物三国志

羽根じゃダメなんだ

来月2日に押井映画の最新作が公開される。森博嗣原作の『スカイ・クロラ』だ。

その『スカイ・クロラ』をテキストに某サークルで読書会を行うため、担当になった私がレジュメを作成中。担当になったというより、自分から志願。
プロトタイプは既に完成。最悪いつでも読書会には臨めるようになったところで、溜まっている仕事を片付けよう。本業より趣味を先に回してしまう私。
一通り書き上げたとはいえ、満足には程遠い出来ばえ。語らせれば語れるが、美しく文書にまとめるのは毎度難しい。気が向いたら修正を入れたいと思うが、制作物に関しては自分の弾筋をとことん見ないタイプなのでどうなることか。

『スカイ・クロラ』を精読した私の解釈は、たぶん押井氏の解釈とは異なる。いや、まだ映画は観てないんだけどね。トークライブやインタビュー記事などから読み取る限りでは。きっと押井氏の捉え方は原作者の森氏ともズレている。従って、今回の映画における脚色には、原作者の意図をかなり逸脱してしまった部分があるものとみて間違いない。にもかかわらず、森氏はそんな押井アレンジを随分簡単に了承したらしい。アーティストの反応としては不思議にも思えるが、森氏のこのような態度こそ、この作品の主題を象徴するものだと思う。

で、肝心のその主題なのだが、気が向けば後日アップするかもしれない。
それとは別に、『スカイ・クロラ』を読んで思ったのは、玄鳳の「ハネ」じゃ不足なんだ、ということ。地球の重力を振り切れるくらい高く飛び立つには、揚力で上昇する羽根では間に合わない。私は覚醒できないじゃないか、と(笑)

とにもかくにも、映画が楽しみである。

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