よく耳にする言葉で違和感を覚えるもの。
「よろしければどうぞ」って何だ。「是非どうぞ」って言えばいいんじゃないのか。何の条件がよろしいければよくて、よろしくなかったら別にどうでもいいのだろうか。勧めているのか勧めてないのか中途半端で、なんだか気持ちが悪い。
おそらく、勧誘やら奨励やらの責任を取りたくないという心理の無意識的な表出なのだろうと思う。
「この行為はてめえが別に構わないんだと思った上でするんだから、後々不都合が生じたからって俺にいちゃもんを付けないでくれ」ということなのだろう。かなり乱暴な言い換えだが。
「お前が勧めたからやってみたけど、つまらんかったじゃないか」と言われたときに、「だから『よろしければ』って言ったじゃないか」という言い訳を用意しておきたいわけだ。もちろん、そんなのは屁理屈なんだが。たぶん、言ってる本人も、そんな理屈が通用するとは思ってはいない。
もう一つ考えられる理由として、呼びかけが断られた場合にその拒絶を真っ向から受け止めないため、というのがある。
「一応は勧めてみるけど、気が向かなかったら別にいいのよ」というポーズをとることで、断られたときに「あら、そう」と受け流せるようにしているわけだ。
相手の正面から話しかけず、90度ぐらい横から提案すれば、拒絶の矢印は自分には向かない。
どちらにしろ、拒否されたり苦情を受けたりした場合に、心理的ダメージを軽減するためにあらかじめ取っておく防衛策なのだ。要するに、ATフィールド。言質として使うために言うわけではなく、心を守り癒す自己処理をするために言ってしまうのだろうと思う。
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コメント(2)
よろしければといわれると「ぜひどうぞ」より強力なプレッシャーを感じるのはおいらだけでせうか…?
ほれ、小汚いとか薄汚いというと「汚い」よりさらに汚そうなかんじで(違
そうか、「ぜひ」と勧められて受動的に従うよりも、主体的決定を要求されるからだろうか。
>小汚いとか薄汚いというと「汚い」よりさらに汚そうなかんじで
これは分かるな。単に「汚い」というより、侮蔑の色が濃いからかな。
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