玄鳳のハネ思索書評作品三国志

生き方

単に批判的なレビューは無駄であるとも言えるが、あまりにも酷いと思うので言及する。私的2007年ワースト書籍。

皮肉な言い方をすれば、実にご立派な内容。
反論する余地はございません。書かれていることは、まさにその通り。
というのも、どこでも言われる道徳論だからだ。道徳というのは、それに懐疑の余地を挟むことを許さない代物なのは自明。ゆえに、誰も批判のできない真っ当なことしか書いていない。
技術者としても経営者としても豊富な経験を有するはずの実務家の氏から、わざわざお聞きする内容ではない。

だが、パフォーマティブな読み方をすると、一般的な成功者というものがいかに社会に没入しているかが分かる。そして、その恣意的な(だが、かなり一般性のある)価値観を押し付けようとするものなのだと理解できる。

生き方―人間として一番大切なこと

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