いかに幸せに生きるべきか―それは現状をありのままに全て肯定することである。
幸せ・肯定を提示した時点で、その対概念としての不幸・否定が生じることの問題については触れていないけれど、おおむね正論だと思う。
もっとも著者もその落とし穴に重々気付いているはず。だから、ダジャレとか「よくわっかんない」とか言って、自身の発言をネタ化しているのだろう。
夢も希望もない世界、万歳!
未来を肥大させて、いまこの刹那をないがしろにすることなかれ。
彼の本には相変わらず良いことが書いてあるが、同時に読む必要もない本でもある。努力・作為の放棄によって「必要」が消滅するという意味で。
(当然ながら「啓発」のジャンルに入れるべきではない本)
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